骨董品 | 骨董品の世界~時代と会話する魅力~

骨董品

骨董品の世界を探る

骨董品の世界は専門的分野の世界であって、一般の人にとっては別次元の世界と考える方も多いですが、決してそのようにかけ離れた世界ではないのです。 また、骨董品は高いといったイメージも強いでしょうが、そうしたイメージは一切捨てても大丈夫で、骨董品の世界は深く知れば知るほど魅力的な世界になります。 骨董の世界を知るためには、骨董といってもどのような種類があるのか知っておくことも重要ですし、どこからどこまでが骨董品なのかを知ることも大切です。

骨董品の定義

骨董品としては様々な種類の品物が挙げられますが、古い・希少価値があるといった2つのキーワードが大事なポイントになります。 つまり、骨董品とは希少価値がある古い品物や美術・道具のことを指して、主にアンティーク調の物と大きく考えることができるのです。 また骨董品は世界中に広がっていて、日本の和骨董・東南アジア系骨董・インドやイスラム骨董・ヨーロッパ地方の西洋骨董など様々な種類があります。 それぞれ国の文化や習慣が表現されていて、自分の国とは違った文化に触れ合うことができることも骨董品の世界の大きな魅力です。 美術館で触れる骨董品の世界 それから骨董品の世界は遠い世界と感じることでしょうが、骨董の世界に美術館という身近な場所で触れ合うことができます。 どのような人が使用したのか、どのような背景があるのかなど、様々なことを考えて見るとまた違った視点から骨董品の世界を探ることができるのです。 それにより自分の視野が広がるきっかけにもなりますし、新たな自分と出会うことができる可能性もあります。 美術館を訪れて骨董品の世界に触れてみるのもおすすめします。

骨董品の正しい手入れと保管方法

骨董品も種類で適切な手入れと保管方法あって、正しい方法でないと大きなダメージを受けてしまいます。 絵画は色褪せや材質の劣化などダメージを受けてしまうため、必ず日光の当たらない場所で保管用の黒い布をかぶせて保管することが大事です。 また乾燥は表面の絵具がひび割れる原因ですし、逆に湿気はカビの発生を招くので、保管の際には湿度管理が大切になります。 茶道具も日光と湿気が大の苦手なので、素材の劣化・ひび割れを防止するためにも、湿度管理を適切に行いながら保管する必要があるのです。 陶器も日光や湿気に強いとは言えないので、日光や湿気に注意して保管する必要がありますし、落として割ることを回避するために、高い位置に保管しないように気を付ける必要があります。 その他掛け軸や宝飾品の保管方法があるので、正しく保管することを心掛けることが大事です。

お手入れのコツ

  それから大切な骨董品のお手入れのコツもあって、手の汚れや水分・油分が付着してしまうので、絶対に素手で扱わないことが大切になります。 実は手の汚れや水分・油分は、シミやカビの原因なるので清潔に維持された骨董品専用の布手袋を使用すること必須です。 また、くしゃみやせきで発生する唾が骨董品に付着することを避けるためにも必ずマスクをして作業します。 それから骨董品にとって湿気が大敵になるので、お手入れに関しては晴れて湿気の少ない日に行うことが大事なポイントになるのです。 ただ湿気に注意してお手入れをしたり保管していたりしても、知らず知らずのうちに湿っぽくなってしまうこともあります。 ですから、定期的に骨董品を陰干しすることもお手入れとしては重要です。

骨董品の収集方法

骨董品の世界の魅力に触れることで虜になってしまうと、もっと素敵な骨董品があるのではといった気持ちが膨らみます。 そうしたコレクターにとっては、どこで骨董品を収集できるのかを分かっているかは重要なポイントになるのです。 骨董品の主な収集方法は、骨董品店に行く・骨董市に出掛ける・オークションで購入する・人から買ったり譲り受けたりするといった4つに大きく分けられます。 骨董品店に行くというのは、最も身近な収集方法でコレクターなら誰しもが通る道です。 また骨董市に出掛けるという方法は、様々な地域で開催される骨董市を訪れることで珍しい骨董品と巡り合えることもしばしばあります。 意外と希少価値のある骨董品を見つけられる場所となる骨董市なので、コレクターとしては魅力的な収集方法です。 オークションは、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で利用する必要があって、メリットはどこにいても手軽に骨董品の収集ができるという点になります。 ただ直接骨董品に触れることができない状態で買い取りするため、偽物を見極めるのが難しいです。 更に、悪徳業者も多くてお金を振り込んでも物が届かないといった詐欺にあう可能性があるというデメリットがあるのです。 ただ、各地域の骨董市などに行けない方にとって、お宝に巡りあえる可能性のある魅力的な収集方法というのも事実と言えます。 人から買ったり譲り受けたりする収集方法は人との繋がりや情報がとても大事で、収集活動をすることで同じ趣味の人と知り合うことができますし、情報の共有ができる仲間ができてくるものです。 そこから様々な話も出てくるので、大切にしたい収集方法と言えますね。

骨董品には保険があった!その詳細とは

希少価値の高い骨董品を収集することは楽しいことですが、それと共に盗難や災害による破損などが心配になります。 最低でも金銭的被害は未然に防ぎたいので、骨董品の被害を補償して貰うための保険にはどのようなものがあって、どの保険に加入すれば良いのかを知っておくことは大事です。

火災保険と家財保険

骨董品の被害を補償して貰おうと考えた時に思いつくのが火災保険で、火事による被害は一定の補償をしてくれますし、契約内容により水難や盗難にも対応してくれます。 ただ注意したいことは、火災保険は建物の被害が補償の対象で、家具やインテリアなどは対象外という点で骨董品も例外ではないのです。 それなら家財保険に加入すれば安心と考えられますが、家財保険では原則として1つ30万円を超えるものについては、それ以上補償しなくて良いことになっています。 また全額補償をして貰うためには、保険加入時に30万円以上の品をすべて申告する必要がありますし、保険会社によってはひと事故の補償を100万円までと上限が設定されているところもあるのです。 その為、家財保険では高価な骨董品がたくさんある場合は十分な補償が期待できないのです。

動産保険がおすすめ

そこで、おすすめしたいのが不動産以外の様々なものが補償の対象となっている動産総合保険で、火災や盗難などの被害だけではなくて、メンテナンス途中で破損したケースでも補償をしてくれます。 それから車や船舶での輸送中の破損に関しても対応してくれるなど安心感の高い保険ですが、保険加入時に正確な補償額を確定するために、すべて鑑定する必要があるのです。 費用はすべて加入者負担で保険料も高くなるので、保険料が骨董品の価値に相当するのか検討することが大切になります。

骨董品の鑑定士になるには?

骨董品の価値を鑑定する仕事をするのが骨董品の鑑定士で、絵画・陶器・ブロンズ像・玩具など様々なジャンルの骨董品の鑑定を行います。 その為、骨董品の鑑定士になるには、それぞれの骨董品を鑑定するにあたっての知識を備えておく必要があるのです。 ジャンルを絞って専門的に鑑定を行う人もいれば、オールジャンルで鑑定を行う人など様々いますが、いずれにしても物の価値を決める重要な仕事なので膨大な知識量は必要になります。 ただ骨董品の鑑定士になるのに必要な資格はなくて、極端な言い方をすると自分は骨董品鑑定士と言ってしまえば、その日から骨董品の鑑定士として活動できるのです。 しかし、骨董品の価値を決めたりその骨董品の真贋を判定したりする鑑定ですから、何も資格や称号がない人に依頼することはないので、必要な資格として美術鑑定士というのがあります。 この美術鑑定士というのは、基本的に美術品の価値や真贋を判断するために必要となる資格で、骨董品もこのジャンルに該当してくるのです。 その為、信用性という意味から考えて骨董品の鑑定士になるには、この美術鑑定士の資格を取得することが現実的と言えます。 美術鑑定士の資格を取得するには、専門学校で学んだり講座を受けたりする必要はありませんし、特に認定試験というものもないのです。 しかし、周囲の美術鑑定士から認められることで美術鑑定士の資格が取得できるため、骨董品や美術品を取り扱う画廊や古美術商、美術館の学芸員として仕事をして経験を積む必要があります。 このように明確な試験などがないので、とにかく鑑定力を鍛えて周囲から認められることが大事になるのです。

意外と知らない骨董品の種類

素晴らしいからこそ長い歴史も持ち現代まで残ることができている骨董品ですがその種類は様々です。 その骨董品一つ一つの種類を把握することにより、さらなる骨董品の世界を深く楽しむことが可能になります。

絵画

代表的な骨董品の種類としては知らない人が居ないと考えられる絵画で、日本画・洋画など様々の絵画があてはまるのです。 例えば、詩人として知られる松尾芭蕉が描いた日本画は大変価値がありますし、ゴッホやピカソなど誰もが知る有名な画家の作品、有名な日本画家の作家なども高い価値があります。 ただし絵画は贋作が出回っている確率が非常に高いので、その点には注意が必要と言えるのです。

茶道具

茶道具も骨董品の種類のひとつで、茶道具の中には数千万円もする価値の高いものも存在していて、特に茶碗は同じ人の作品でも二つとして同じものが作れないため非常に高い価値があります。 像牙で制作された工芸品または彫刻が施された美術品の彫刻品は、コレクターも存在するほど高い需要がある骨董品です。 特に象牙を用いたアンティーク小物は若い人からも非常に人気があって、小ぶりの物なら手が届く価格で購入することもてきます。

アンティーク家具

製造から100年を有する海外や国内で制作された家具はアンティークという名称がつけられて骨董品のひとつの種類です。 使い込むほど味が出てくるので、世界中でアンティーク家具は注目されています。 アンティークというと外国人の作品をイメージする人も多いです。 しかし、コレクターの中には日本にしかない独自の文化に注目している方も少なくないため、日本の骨董品に対しても注目しているのです。

骨董品の偽者と贋作の見分け方

骨董品はその保存状況やブランドなど様々な要因が関係してきますが、一番重要になるポイントは偽者・贋作であるかどうかといった部分です。 ただ非常に精巧な技術で真似られているために、素人では簡単に本物か偽者・贋作かを見極めることは至難の業と言えます。 そこで、簡単ではありますが種類別の骨董品の偽者と贋作の見分け方を知っておくと、ひとつの参考として役立たせることができるのです。

陶器の見分け方

骨董品で偽者と贋作が多いと言われるのが陶器系で、特に似たようなデザインの品物はパッと見るだけでは見極めが難しいといったことが難点でもあります。 ただ陶器なら轆轤で作られるものが多くて、特徴的に歪みを作っているものもあるので、歪みがポイントとなりますし、テカリもポイントで均一な光沢感はおかしいです。

絵画の見分け方

絵画も群を抜いて偽者と贋作が多くて、特に骨董品ファンや美術好きの方のみぞ知るといった作品などでは、見分け方が難しくなってしまいます。 しかし使用されている絵の具やキャンバスは年代などで変わってくるので、作家の活動履歴と照らしてみたり、購入元に入手方法を聞いてみたりするのも見分け方のひとつの方法になるのです。

掛け軸の見分け方

掛け軸は、本当に目の肥えた人でなければ偽者と贋作を見抜けない骨董品で、見分け方がトップクラスで難しい品物で、素人には至難の業になってしまいます。 ただ本物の掛け軸なら必ず凹凸が現れているはずですし、筆跡などが完璧一緒であることや他の部分が怪しいものはプリントの可能性があると考えられるのです。 しかし、かなり精巧な骨董品の偽者と贋作も多くあるので、できることなら専門家に相談することがおすすめと言えます。