骨董市で賢い購入をする方法とは?
骨董の勉強の仕方にはいろいろありますし、買い方にも様々な特徴があります。
数多くの本を読んで勉強してから購入する方、逆に数多く購入することで勉強する方、先輩についてきてもらってアドバイスを受けながら買う方など様々です。
このように様々な勉強の仕方や買い方をすることにより、少しずつ骨董品に対する目利きが養われていくと言えます。
ただ多くの方が結論として、自分が感動したり欲しいと素直に思ったりした品物を購入することに尽きるといった声が多いのも事実です。
骨董市や展覧会などを訪れて、その中から1点だけ購入できるとしたら何を買うのかと考えることで、実際には購入できません。
しかし、美術館・博物館に展示してある作品についても同様に考えます。
骨董品を購入する時には
また、骨董市などで何かを購入しようとした時に、1箇所でもおかしいと感じてしまう点があったら買ってはならないということも大事なポイントです。
それを繰り返して行くことで自分の好きな作品が自然に分かりますし、それが美意識や目利きを育てる方法になります。
ただし注意しなくてはならないのが、ちょっとおかしいなと感じても、中にはこういうものもあると良い方向に解釈してしまう場合です。
欲しいと考えるとあばたも笑窪で良く見えてしまいますし、欲得がらみの場合はどうしても良い方向に考えてしまいます。
このように冷静さを欠いてしまうことで落とし穴にはまってしまうので疑う心も必要ですし、疑うことによりある程度の目利き力をつけることにもつながるのです。
骨董市などで賢い購入をするためには自分に妥協しないことが重要で、目利きとは自制心と認識しておくことが必要とも言えます。